有機JASを取得していなければ、「有機」、「オーガニック」は表記できません。

有機JAS（有機日本農林規格）とは、日本農林規格の一部であり、有機農産物や有機加工食品の生産、加工、流通に関する厳しい基準を定めています。

この認証は、農林水産省が定めた基準に従い、化学合成農薬や化学肥料を使用せず、環境への負荷を低減する方法で生産された食品に与えられます。

有機JASマークがない農産物、畜産物及び加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。

有機JASマークは、消費者にとって安全で高品質な有機食品を選ぶための信頼できる指標です。

 

有機JASの基準

農産物の生産

• 化学合成農薬・化学肥料の不使用
  栽培期間中に化学合成された農薬や肥料は使用されません。代わりに、有機質肥料や自然農法が推奨されます。
• 遺伝子組み換え技術の不使用
  遺伝子組み換え技術を用いた農産物は有機JASとして認められません。
• 土壌の健康維持
  連作障害を防ぎ、土壌の健康を維持するために、輪作や緑肥の使用が奨励されます。
  
  

加工食品の基準

• 原材料の選定
  有機農産物を主原料とし、化学合成添加物や保存料を極力使用しません。
• 加工方法の規定
  有機JAS基準に適合する加工方法が求められます。例えば、放射線照射や特定の化学処理は禁止されています。
  
  

認証と監査

• 第三者機関の審査
  有機JAS認証を取得するためには、農林水産省が認定した第三者機関による厳しい審査と監査が必要です。
• 定期的な検査
  認証後も定期的に検査が行われ、基準が守られていることが確認されます。

 

有機JASマークの意義

• 消費者への安心感
  有機JASマークは、消費者にとって安全で高品質な食品を選ぶための重要な指標です。このマークが付いた製品は、厳しい基準をクリアしていることが保証されます。
• 環境への配慮
  有機JASの基準に従った農業は、環境への負荷を低減し、持続可能な農業を推進します。
• 生産者の誇り
  有機JAS認証を取得することで、生産者は自らの製品が高い品質と環境への配慮を両立していることを証明できます。

 

まとめ

有機JASは、消費者にとって信頼性の高い有機食品を選ぶための重要な基準です。

OG2x、OH2x共にこの有機JAS認証を取得しており、安心して楽しむことができます。

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